はじめましてPecoです。
ワーキングホリデーといえば語学学校に通って現地でアルバイトをして帰国してしまう人がもしかしたら多いのかもしれません。
私はオーストラリアでワーキングホリデー中、半年ほどゲストハウスを転々としながら生活していました。色んな国の人たちに出会い、これから紹介するボートの旅もゲストハウスで出会った友達に誘ってもらって参加することになりました。
ワーキングホリデーを検討されている方、こんなワーホリの仕方もあるんだなって参考にして頂ければ幸いです♪
併せて読みたい…➤➤➤【ワーホリ】ゲストハウス滞在で日本語ZERO!英語ペラペラ!?
ゲストハウス暮らしにこだわった理由は英語を伸ばす為でした。Speaking力をつけたい方は参考にしてみてクダサイ。
ワーホリでボートの旅が1泊10ドル食事付き?!
オーストラリアに到着して5日目、ゲストハウスで出会った友達に誘ってもらって参加したボートの旅はまさにアドベンチャー。その詳細についてお伝えしていきます。
初めましての人たち
ゲストハウスで出会って以来ずっと仲良くしていたドイツ人の友達がこのボートツアーの話をもってきてくれました。出発前日に聞いて、翌朝には荷物をまとめてゲストハウスを一端チェックアウトして必要な荷物だけ持って出発しました。
参加メンバーは、船長のスチュー(オーストラリア)、ネイサン(ニュージーランド)、アリー(アイルランド)、アナ(イギリス)、ミネラ(ドイツ)と私の合計6人で、3人の人たちとは初めましてでした。
なぜ1泊10ドル食事つきで格安なの?食事は?!
ボートのオーナー「Stu」は、ボートで暮らしています。
かつてはレストランのシェフだったそうで、料理の腕前は素晴らしく何を頂いても美味しかったです。ピザは生地から焼いてくれました♪オナカがすけばパンもクッキーもお菓子も大量にあるのでご自由に食べてねって感じです。
Stuは人との繋がりを大切にしていて、口コミで人が集まって、タイミングが合えばボートの旅へ連れて行ってくれます。お金の為ではなく、心からゲストと楽しい時間を過ごしたいと思っているからこんなに破格のお値段なのかもしれません。
時に厳しい大自然の大海原で自然と共存しながら生きているStuのライフスタイルは私にとってとても衝撃的でした。
ボートでの暮らし
寝る場所はみんな自由です。大きなクルーザーではないのでボートの中では3人・キッチン前のベッドで1人・ボートの上は使い放題の3択です。寝袋を借りて外で寝ると朝とても気持ちいいです。
ボートの旅
ボートの旅はケアンズから出発しました。買い出しをして荷物をみんなで詰め込んで出発したのはお昼過ぎでした。
DAY1 ワクワクドキドキからのノックダウン
人生初めての冒険にかなりの不安とワクワクを抱えながらトイレという狭い空間に入った瞬間出れなくなりました。人生初の船酔い。
イギリス人のアナはメディテーションの先生で、「一番安らぐ場所をイメージしてごらん」「ゆっくり息を吸って吐いて」と背中をさすりながら声をかけてくれました。私ならもらいゲ〇してるだろうなと思いながら…。苦しいのと、アナの優しさが嬉しくて涙。
ドイツ人の友達と私は日が暮れるまでダウンしていました。酔い止めのお薬をもらって休みました。
DAY2 エメラルドカラーの海
船酔いから一夜明けると驚きの光景が広がっていました。見たことのないエメラルドカラーの海。これも船長「Stu」のサプライズ。
夕方には潮が引いて浮かび上がった白い砂浜の島にミニボートで向かいました。時間がたつと潮が満ちてきてどんどん島が小さくなっていきました。
周りに何もない景色、どこまでも続く水平線に大きな夕日が沈んでいく様子は雄大で、地球にいるんだなぁ~なんておかしな表現ですが身をもって実感しました。
DAY3 潜って溺れてサメを釣る
ボートには、タンクを背負わなくてもホースを通して空気を送る機械が積んであり、ダイビングすることができました。朝から潜って潜ってキレイな海の世界を堪能しました。
そして夕方なぜかそのホースから空気ではなく水が入ってきてしまい溺れてしまいました。重しをつけていたのでなかなか水中に顔を出しても沈んでしまい、もがいてる私に気付いた友達が飛び込んでウエイトを外してくれてそのままボートまで引き上げてくれました。
走馬灯みたいなのを初めて見ました。溺れるのって一瞬の出来事なんだなと…。一人旅って何があっても自己責任だなって改めて認識しました。
夕方からは夜釣りを楽しみました。イカや大きな魚が釣れる釣れる!!大きなエビも釣れると聞いたのでエビ好きの私は数時間ねばりましたが、10センチ程度の小エビを網ですくって大きくなる事を願いながら放流しました。
DAY4 無人島に到着、満天の星空の下で眠る
4日目は、無人島に向かうことになりました。ウミガメがたくさん生息する場所。残念ながら出会うことができませんでしたが、夜は火をおこして昨日釣った魚を焼いて頂きました。満天の星空の下で焚火を囲んでみんなで頂くご飯は絶品でした。
DAY5 サプライズバースデイギフト
最終日はエメラルドカラーの海に別れを告げ、ワニが生息してそうなエリアからケアンズに向かいました。
写真に写っている島はアボリジニーが住んでいる保護地区だそうで、私たちは立ち入ることができないエリアだそうです。
旅の最終日は私の誕生日でした。
好物のエビを自分で捕まえる夢は叶いませんでしたが、サプライズで船長のスチューが銀皿いっぱいのエビをプレゼントしてくれました。そしてガーリックとバターでグリルしてくれて、美味しかったです。最後の最後までサプライズで心を温めてもらいました。
さいごに・・・
船長のStuが「この楽しかった時間は今ここにいる皆で作り上げたもので、誰一人欠けても成り立たなかった。そして二度と同じことは起こらない」と言っていました。一期一会です。ヒトとの出会いって本当に奇跡みたいなもので、尊い時間だったなと数年経った今でも思い出して温かい気持ちで胸がイッパイになります。
心温まる素敵な出会いと冒険のチャンスがオーストラリアには転がっています。
そのチャンスを逃さず、あなただけの特別なワーキングホリデーの思い出ができるといいですね♪
お世話になった船長「Stu」のブログはこちら
ボートの旅をご希望の方は、コンタクトをとってみて下さい♪
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